男性育休「100%超」って、どういうこと?
企業が公表する「男性の育児休業取得率」に、100%を超える数値が載っていることがあります。誤りとは限らず、算定の仕組みから起こり得る数値です。
算定の式
男性の育児休業取得率は、「育児休業等をした男性労働者の数」を「配偶者が出産した男性労働者の数」で割って求めます。分子と分母は、どちらも同じ事業年度の中で数えます。
100%を超える主な理由
期間のずれ:前の年度に配偶者が出産した男性が、当年度に育児休業を取得すると、当年度の分子には数えられますが、当年度の分母(当年度に配偶者が出産した人数)には含まれません。その結果、100%を超えることがあります。
対象範囲の違い:企業によっては、育児・介護休業法の育児休業に加えて、企業独自の育児目的の休暇を合算して数えている場合があります。
読むときの注意
取得の日数は、取得率には反映されません。取得率が同じでも、取得日数は企業によって大きく異なります。
出産した人数が少ない企業では、数人の違いで取得率が大きく動きます。
当サイトの一覧では、100%を超える企業と、算定の対象範囲を特定できない企業は、順位づけの対象から外しています。
参考にした資料
公的資料などの内容を整理したもので、個別の事案についての判断や助言ではありません。詳細は各資料をご確認ください。